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“ごほうび”について

“ごほうび”にはさまざまな種類、価値があります。他の犬と遊びたくて夢中になっている犬にいくらおいしいおやつを与えようとしてもそれどころではないでしょう。そのときに犬にとって一番価値があるもの(一番やりたいこと)が“遊びたい”だからです。今一番やりたいことをさせることが一番の”ごほうび”になります。この場合もよいトレーニングタイムになります。

また、犬同士で遊ぶことを先に覚えてしまった犬の中には、飼い主の価値が遊び相手の犬よりも下がってしまい、飼い主を無視しがちな犬になることがあります。犬同士を遊ばせる前に、飼い主との関係を確立することがとても大切です。一番の”ごほうび”は私(飼い主)であるようにすることが目標です。

“ごほうび”の種類

食べ物
大好きな食べ物でも毎日だと飽きますね。これは犬でも同じことです。今この犬にとっての”ごほうび”は何かということを常に考えることが大切です。その犬が大好きな食べ物を5つ、食べ物以外の大好きなことを5つほどリストアップして順位付けをしておくことが役に立ちます。

誘惑の少ない家庭内での練習のときには第5位の”ごほうび”で十分効果があっても、初めての気が散る場所では役に立たないかもしれません。また、“他の犬に挨拶したい”、“地面の匂いをかぎたい”、“走りたい”が今一番やりたいことかもしれません。そのような場合には食べ物よりも強力な誘惑となります。

ほめ言葉
犬がほめ言葉を理解していなければ、言葉だけでは“いいこと”というメッセージが伝わりません。ほめ言葉と一緒に食べ物を使うことは犬に“ほめ言葉=いい事”を理解しやすくします。

愛撫
愛撫には階級があります。どんな愛撫も全て一緒というわけではありません。ほとんどの犬は頭を触られるのは好きではありません。狼のハンドラー(調教する人)によっては頭をポンポンと押すことを狼に対して支配性を示す手段に使っていることがあります。同じように、犬に対しても頭の上をポンポンと押すことで寄って来なくなることがあります。しかし、これを知らずにやっている飼い主さんが多いようです。愛犬がなでるとうれしがる場所を見つけることも、犬とのコミュニケーションをとりやすくする1つのテクニックです。

いつ何時でもなでて欲しいのか? 長い時間なでてもらうのはうれしいことか? ご自分に置き換えて考えてみるのはいかがでしょうか。